こんにちは、11年間ゲストハウスでウェディングプランナーをしていたAyanoです。
エンドロールムービーといえば今では結婚式には欠かせないメイン演出のひとつになっています。
エンドロールムービーの仕上がりが結婚式全ての良さを凝縮したものと言っても過言ではありません。
そして、今回ご紹介をするのはその中でも特に感動をした映画のようなラストを作ったエンドロールムービーについて。
こちらは、実際にわたしが担当をした幼馴染の新郎新婦さまが作られたエンドロールムービーで、上映後は今までにないくらいのどよめきと歓声が会場中に溢れました。
幼馴染の新郎新婦さまはぜひ参考にしてみてください^^
エンドロールムービーの一般的な演出
ゲストに感謝の気持ちを伝える

映画のようなエンドロールムービーの内容をご紹介していく前に、まずは一般的なエンドロールムービーについてご紹介をしていきます。
エンドロールは、披露宴の1番最後に流す演出ムービーで、来てくれたゲストの名前をスクロールして流していきます。
分かりやすく言うとドラマや映画のエンディングのような感じで1人1人の名前を流していきます。
エンドロールムービーのタイプは大きく分けて2パターンあり写真で作るタイプと動画で作るタイプがあります。
写真で作る場合は、ゲストの方と一緒に写った写真を使用したり、前撮りで撮影した写真を使ったりと昔の思い出を振り返るようなかたちの仕上がりになるのが特徴です。
一方動画で作るタイプは、『撮って出しエンドロール』とも呼ばれ、当日撮影した動画を披露宴が終わるまでにダイジェストにまとめ、その映像を披露宴の最後に流すものになります。
今回、ご紹介をするのは、この『撮って出しエンドロール』のムービーになります。
幼馴染の新郎新婦の打ち出し方
予想外の演出方法

撮って出しエンドロールは普通に作るだけでももちろん素敵に仕上がりますが、ひと工夫入れることでまるで映画を見ているかのような余韻を残すことができるんです。
今回、ご紹介をする新郎新婦さまは、保育園が一緒で大人になってから再び再開をしたお2人でした。
そんな新郎新婦さまが披露宴中に使うために持ってきた写真の中に、保育園時代の2人が一緒に手を繋いでいる写真がありました。
その写真を受付に飾れば、
『保育園の時に手を繋いでる2人がこうして結婚するなんてすごいねー。』
という反応だけだったかもしれません。
披露宴中のプロフィール紹介で司会者さんから
『実は幼馴染で出会った2人!』
と紹介して入れば
『そうだったんだー』
という反応だけだったかもしれません。
しかし新郎新婦さまがその写真を使った場面こそ、撮って出しエンドロールムービーの1番最後のシーンだったのです。
撮って出しエンドロールムービの衝撃のラスト
意外すぎるラストシーン

新郎新婦さまが退場し、会場の照明が落とされ撮って出しエンドロールムービーの上映が始まりました。
挙式中の新婦さまとお父様の緊張した面持ちでの入場、
新郎新婦さまがゲストの前で誓いを立てウェディングキスをする姿、
披露宴での友人からの心温まるスピーチ、
大盛り上がりのケーキカットなど、
数時間前に行われていた結婚式の様子に涙を流すたくさんのゲストの姿がありました。
ここまでは一般的な撮って出しエンドロールムービーと同じような流れだったのですが、新郎新婦さまの笑顔の映像が消えBGMも終わりかけたころ
誰もがこれで終わりかなと思ったその時。
フワーッと徐々に浮かび上がるセピア色の写真。
徐々にセピアからカラーに写真が色付き出し、その写真にはっきりと映し出されたのは保育園時代の手を繋いだ2人の写真。
その後ゆっくりと写真がフェードアウトし当日エンドロールムービーが終わりました。
たくさんの人がいる中で出会い、結婚した2人が、実は何十年も前から結婚を決められていたかのように手を繋いでいる写真。
映画の最後で起きたどんでん返しのようなシーンに、会場からは
『すごすぎる、奇跡みたいな写真!』
『もう結婚することは運命だったんだね!』
など驚きの声とざわめきが起き、しばらくその声は鳴り止みませんでした。
エンドロールムービーの内容も、手を繋いでいた保育園時代の写真も知っていたわたしでさえ、実際の撮って出しエンドロールムービーの流れからいざその写真を見ると鳥肌が立ち感動したことを今でもはっきり覚えています。
そして、この写真の魅せ方が撮って出しエンドロールのラストという場面でなければ絶対にこんなに歓声は起きなかったと深く感じました。
感動!【エンドロールムービー】幼馴染だった2人が作った映画のようなラストまとめ
写真の魅せ方で仕上がりは変わる

いかがでしたでしょうか。
今回は、幼馴染の新郎新婦さまの撮って出しエンドロールムービーの事例でご紹介をしましたが、魅せ方で全ての演出の仕上がりをより感動的に、よりドラマチックに演出することが出来ます。
何をするかも大事ですが、どのようにするかを考えながらアイディアを出すことで同じ演出をするにしても仕上がりが全く変わってきます。
結婚式は、ぜひ魅せ方にもこだわって演出をしてみてください^^
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