家族婚や少人数での結婚式だと『ケーキ入刀』の演出を行うというよりもウェディングケーキ自体を用意するべきかどうかを迷う新郎新婦さまも多いのではないでしょうか。
『家族だけだし、ケーキ入刀はしなくてもいいかな。』
『大きいケーキを用意しても人数も少ないし勿体無い。』
そんな声もウェディングプランナー時代多くいただきました。
だけど、せっかくの結婚式、何か結婚式らしい演出も取り入れたい。
そう迷っている新婦さまに今回は家族婚や少人数でも盛り上がる、ケーキ入刀に代わる『ちらし寿司入刀』の演出をご紹介していきます。
ちらし寿司入刀を行うと
①少人数分でも見栄えがいい
②年配のゲストにも喜ばれる
③料理を充実させられる
という3メリットがあります。
上記3つのメリットを踏まえて、ちらし寿司入刀の魅力についてご紹介をしていくので、ぜひ最後まで読んでいただき家族婚の演出に取り入れてみてください^^
少人数婚でネックになるケーキの大きさ
人数に合わせた大きさのケーキを用意する?

ちらし寿司入刀の魅力をお伝えする前に、まずは、少人数婚や家族婚でケーキ入刀をしない方がいる理由についてご説明をしておきます。
ケーキ入刀は夫婦で初めての共同作業と言われ、新郎新婦さまがウェディングケーキにナイフを入れるシーンはゲストが最もシャッターを切るシーンの1つにもなっています。
そのため、高さのあるケーキや見栄えのする大きいケーキを用意する必要がでてきます。
しかし、家族婚になると大人数の披露宴に比べて人数が少なくなってしまうため、あまりに大きすぎるケーキだとケーキが余ってしまいます。
もちろん、見栄えのために多少大きなケーキを用意してもいいのですが、その分費用がかかってしまうので少しもったいない気もします。
ウェディングケーキには、
①人数によって大きさと値段が決まる式場
②一律でケーキの大きさと値段が決まっている式場
この2つのパターンがあります。
①の場合、ケーキの単価が1人あたり1,000円だとすると
人数が10名だと1,000(円)×10 (人)=10,000円と抑えることができますが、ケーキ自体がものすごく小さいものになります。
(お誕生日ケーキくらいになってしまうのでケーキ入刀という感じではなくなってしまいます( ; ; ))
②の場合、大きさは決まっているので見栄えは良くなりますが、その分値段が上がり3万円〜5万円ほどと費用がかかります。
そのため、『人数が少ないのに大きなケーキを用意して費用もかかるのが勿体無い』とケーキ入刀をしないという方が多くいらっしゃいます。
しかし、少人数や家族だけの結婚式でもケーキカットのような華やかで定番な演出がひとつあるとやっぱり披露宴自体が盛り上がるので個人的には取り入れてほしいオススメの演出になります。
ちらし寿司を使った入刀演出
家族だけでも盛り上がるちらし寿司入刀

そこでケーキカットに変わるオススメの演出が「ちらし寿司入刀」になります。
ちらし寿司入刀は、文字通りウェディングケーキの代わりにちらし寿司をケーキに見立てて用意をし、入刀をする演出になります。
チラシ寿司の真ん中に桜デンプンで『寿』の文字が入っているとより結婚式らしい雰囲気もだせるのでオススメです。
また、ウェディングケーキと同様に『結婚式の日付や名前』を入れても結婚式らしいおめでたいちらし寿司を作ることができます。
海鮮の彩りがとても華やかでキレイなので写真映りもウェディングケーキに負けないくらいバッチリ仕上がります。
それでは次に『ちらし寿司入刀』をする3つのメリットをご紹介していきます。
ちらし寿司入刀のメリット①少人数でも見栄えがいい
家族婚でも見劣りしない入刀演出

まず最初にご紹介をするちらし寿司入刀のメリットは、『少人数でも見栄えがいい』というところです。
先ほどケーキの場合は10名ほどだと、お誕生日ケーキのようになるとお伝えをしましたが、ちらし寿司の場合は1段でお米を横に広げて大きく作ることができるためケーキよりも幅を大きく取ることができます。
また、海鮮などの色とりどりのトッピングを使用することでカラフルで見栄えよく作ることができます。
ウェディングケーキといえば、高さや大きさがあるものという概念がどうしてもありますが、ちらし寿司だとその概念がないため、少し小さいサイズのものでも見劣りすることなくゲストを驚かせることのできる演出になります。
ちらし寿司入刀のメリット②年配のゲストにも喜ばれる
年齢問わずに喜ばれるちらし寿司

ウェディングケーキは、入刀後にデザートと一緒に食べていただけるのですが、年配の方や男性の方だと甘いものをあまり食べないという方もいらっしゃいます。
しかし、ちらし寿司の場合だと老若男女問わず喜ばれるのではないかと思います。
実際にプランナー時代、『ご飯を出して欲しい』と親御さまやおじいちゃん、おばあちゃんに言われたことが何回もありました。
結婚式だとフレンチ料理が多くなるため、年配の方だと食べ慣れていない方も多く、残される場合も多くなります。
しかし、ちらし寿司が出てくれば年配の方に馴染みのあるメニューになるため、進んで召し上がっていただくことができます。
また、小さいお子さまにもちらし寿司は人気が高いので、列席ゲストに小さいお子さまや年配の方がいらっしゃる場合はちらし寿司をケーキカットの代わりに用意してみてはいかがでしょうか。
ちらし寿司入刀のメリット③料理を1充実させられる
プラス1の食事

先ほど、『ご飯はないか』と聞かれるとお話をしましたが、ちらし寿司は結婚式の料理の『プラス1メニュー』にすることができます。
結婚式のメニューは、式場や選ぶ料理コースによって品数が変わってきます。
品数が少ないコースメニューの場合も、ちらし寿司は主食として扱えるので既存のメニューにプラス1品としてカウントすることができてしまいます。
そのため、ゲストの食事への満足度も高くなります。
料理の品数が少ないかも・・と気になる方は、ちらし寿司でプラス1品を加えてみてはいかがでしょうか。
ちらし寿司入刀で華やかな演出をプラス
小物を使ってさらにインパクトを出そう

ちらし寿司入刀の3つのメリットが分かったところで、次はちらし寿司入刀の演出方法についてご紹介をさせていただきます。
ケーキカットは通常、長めのケーキナイフで行いますがこれを少し工夫するだけで一気にウェディングケーキ入刀に負けない雰囲気を出すことができます。
それは、ケーキナイフの代わりに日本刀のようなデザインのナイフや大きめのしゃもじを使って入刀をします。
この小物が登場するだけでさらにちらし寿司入刀の演出が盛り上がります。
日本刀でちらし寿司入刀をした後はウェディングケーキのファーストバイトの様にしゃもじを使って新郎新婦お互いに食べさせ合いもしっかり行いましょう。
(※桶に入ったままだと日本刀での入刀が難しくなるので、入刀を行う際は桶から出したちらし寿司を用意してください)

家族婚におすすめ『ケーキ入刀』に代わる『ちらし寿司入刀』の演出まとめ
家族婚・少人数だからこそユニークな演出を

いかがでしたでしょうか。
家族婚や少人数だからこそ、少し通常とは違った演出を取り入れてみる事で一気にアットホームな結婚式にする事ができ結婚式を盛り上げる事ができます。
ケーキカットで迷っている方は是非、参考にしてみてください^^
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