結婚式にはいくつものシーンがありますが、その中でも新婦のバージンロード入場は新婦さまが1番初めにゲストの前に姿を現わす、とても大切なシーンになります。
しかし慣れないドレス姿では綺麗に歩くことはおろか、いつも通りに歩くこと自体が難しくなります。
そこで今回は、誰でも簡単に実践できる綺麗にバージンロードを歩く3つのコツについてご紹介をしていきたいと思います。
バージンロードでは新婦父の立ち位置と足に注意
新婦父はドレスを踏みやすい

まず、新婦入場の際に1番に気をつけていきたいのが、
新婦さまのお父さまの立ち位置と足です。
これは、バージンロードを歩いている時に新婦さまのお父さまがドレスを踏んでしまい、
新婦さまの足がドレスの中でもつれてしまうケースが多いからです。
大抵のドレスは裾が広がっている為、お父さまの足元までドレスの裾がきてしまいます。
その為、お父さまが歩く際に足をあげてしまうと、新婦さまのドレスを確実に踏んでしまうのです。
これでは綺麗に歩く事の前に新婦さまが転んでしまう可能性も出てきてしまい危険です。
そこでお父さまはまず、新婦さまより
半歩前に立ち左足を思い切ってドレスの中に入れてしまいます。
こうする事でドレスの裾のラインも崩さず綺麗な姿で入場をする事ができます。
そしてもうひとつコツとして歩く際には足をあげずにすり足で歩いてもらいます。
こうする事でドレスを上から踏んでしまう事を防ぎ、尚且つドレスの中に足があっても
問題なくスムーズに歩く事ができます。
すり足と聞くと歩きにくそうと思うかもしれませんがバージンロードでは普段の歩くスピードとは違い歩く歩幅も小さいためすり足でも問題なく歩くことができます。
POINT
お父さまは、新婦さまの半歩前をすり足でゆっくり歩こう
新婦さまの歩き方を変えるだけで歩きやすさが倍増
ドレスは軽く蹴るようにして歩こう

続いては新婦さまの綺麗に歩くためのコツです。
新婦さまがバージンロードを歩く際に歩き方がぎこちなくなる一番の原因は、
自分でドレスの裾の内側を踏んでしまいドレスの裾を巻き込んでしまう事にあります。
ドレスの裾はどうしても長くなっているので歩いている際に内側の裾を踏んでしまいます。
しかも新婦さまは高いヒールを履いている為、お父さまと同じようにすり足で歩く事ができません。
そこで、オススメしたい歩き方は、
ドレスを軽く蹴りながら歩く
という事です。
蹴りながら歩くと目立ちそうだし、どの新婦さまもそんな風に歩いているようには見えないと思われるかもしれませんが、
ドレスの中はボリュームを出すために中に空洞になっているパニエを履くので、軽く蹴るくらいでは、周りには全然蹴っている事が分からないのです。
しかし、蹴り方にもコツはあります。
足全体を使って蹴りながら歩くと歩幅も大きくなり不自然になるので、
歩く際には膝を軽く曲げてひざ下だけを動かしてつま先で軽く蹴りながら歩きます。
ドレスを軽く蹴りながら歩く事で内側に入り込みやすいドレスの裾を外に押し出す事ができるのです。
ドレスの裾を外に押し出す事でドレスの裾に足が絡まることがなくなりグッと歩きやすくなります。
一歩一歩をゆっくりと小さな歩幅で蹴りながら歩いていきましょう。
POINT
パニエの中でドレスを軽く蹴るようにしてゆっくり歩こう
綺麗な入場は目線から演出しよう
今までの家族との時間を思い出しながら歩く

そして、バージンロードを綺麗に歩く為の最後のポイントは
新婦さまとお父さまの歩く際の目線です。
目線なんてまっすぐ正面を見ていればいいんじゃないの!?と思われがちですが
目線に注意するだけで、バージンロードの入場シーンが一気にドラマチックになります。
まず、お父さまは新婦さまの半歩前に立ち、胸を張って目線はまっすぐ正面を見ながら
堂々と歩いていきます。
そして新婦さまは、お父さまの半歩後ろに下がりお顔は正面、目線だけを軽く下に、
ななめ45度くらいの位置に目線を落とします。
こうする事でお父さまは一家の大黒柱として新婦さまをリードし堂々とした姿を、
新婦さまは伏し目がちの綺麗な雰囲気を出すことができます。
また、新婦さまは慣れないドレス姿でも目線を軽く下に落とす事で、正面を見て歩くよりも格段に歩きやすくなり一石二鳥というわけなのです。
誰でも簡単に実践バージンロードを綺麗にあるくための3つのコツまとめ
新婦入場から結婚式ははじまる

今回、バージンロードを誰でも簡単に歩けるコツをご紹介してきましたが、
一番大切なのは気持ちです。
バージンロードは、
『今までの新婦が歩んできた道のり』
と、いわれています。
バージンロードを歩く時にはお父さま、もしくはお母さまや家族の腕を取り、今までの何十年間の過ごしてきた思い出を一歩一歩丁寧に歩きながら振り返り歩いていきましょう。
バージンロードの扉が開く瞬間はその家族だけの物語があり、その家族だけの景色があります。
歩く前に親御さまに是非
『ありがとう。』
と、いう思いを胸に新郎さまの元へゆっくりと歩いていきましょう。
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