結婚式の謝辞を考えているけど、内容がイマイチまとまらないから例文をそのまま読もうかなと考えてはいませんか?
新郎さまの謝辞は結婚式の締めの大事な部分。
『終わりよければ全て良し』と言うように、新郎さまの謝辞によって結婚式全体の雰囲気が左右されると言っても過言ではありません。
そのため、例文を読んでいるだけでは残念ながら誰にも思いを届けることはできません。
そこで今回は、難しい構成は一切なし!人の胸を打つ感動的な謝辞の作り方をご紹介していきます。
謝辞で取り入れるポイントは3つ
①ゲストへのメッセージ
②家族へのメッセージ
③新婦へのメッセージ
この3点が必要不可欠になります。
謝辞の例文にもこの3点を取り入れるだけで一気にオリジナリティを出すことができ、ゲストへの感謝の気持ちを伝えることができます。
それでは、この3点をどのように取り入れると良いかをご紹介していきますので、ぜひ最後まで読んでいただき参考にしてみてください^^
新郎謝辞の例文の落とし穴
綺麗にまとまっているけど誰の胸にも響かない

新郎さまの謝辞は、結婚式では必ず行われるシーンになります。
そのため、列席をしたゲストの方も何回も聞いている文章になるので、話している言葉が新郎が考えたものか例文を読んでいるだけかと言うのはすぐに分かってしまいます。
いくら感謝の思いを伝えたところで、それが伝わらないとなると謝辞の場面の意味がまるっきりなくなってしまいます。
では、どのような言葉で伝えると感謝の思いを伝えられるのか。
実際に結婚式であった感動する謝辞の例を踏まえてご紹介をしていきます。
感動した新郎謝辞の共通点
自分の言葉で感謝を伝える

わたしが今まで11年間、プランナーとして見てきた新郎さまの謝辞で感動したのはやはり、
きちんと自分の言葉で感謝を表現していた謝辞です。
最初は、例文のコピーを胸ポケットに忍ばせていた新郎さまが披露宴の最後で感謝の気持ちがこみ上げ、例文を読まずに今の自分の気持ちをそのまま話していく。
スマートさがなくても、新郎さまの熱意をとても感じ、その場にいた人全員が新郎さまの謝辞を聞き入って涙を流しました。
(スタッフや司会者さんまで泣きそうになっていました。)
新郎さまの謝辞は綺麗でスマートな文章よりも、たとえ構成がしっかりしていなくても自分の言葉で話す方が聞いている方もスッと胸に届きます。
しかし、いざ本番で自分の言葉で伝えようと思うと、やっぱり緊張で頭が真っ白になってしまうもの。
そこで、事前に自分だけのオリジナル謝辞を用意しておくことをオススメしたいと思います。
『謝辞にどのようなことを入れ込めばいいのか。』
そこをご紹介していきます。
新郎謝辞で取り入れたいこと
ゲストそれぞれへのメッセージ

新郎謝辞では、ゲストへのお礼以外にも、親御さま、そして新婦さまにむけたメッセージがあるとグッと感動的になります。
通常、新郎謝辞の例文では親御さまや新婦さまにむけたメッセージは取り入れられていません。
しかし、新郎さまが思いを伝えられる場面は新郎謝辞しかありません。
少しお時間をいただき親御さまや新婦さまへも思いを伝える時間があっても誰も嫌な気持ちにはなりません。
むしろ、『素の新郎さまの気持ち』を伝えることでゲストにも素敵な結婚式だったと思ってもらうことができます。
それでは、具体的な謝辞の内容に移っていきたいと思います。
新郎謝辞①ゲストへのメッセージ
それぞれのゲストへむけたメッセージ

新郎謝辞では、まず最初にゲストへの感謝を伝えていきましょう。
また、上司、友人、親族それぞれにメッセージを伝えるとより具大的に感謝が伝わります。
上司
謝辞や乾杯の挨拶のお礼や普段から新郎新婦が仕事でお世話になっていることの感謝を伝えていきましょう。
また、今後も指導をお願いしますというメッセージがあると素敵です。
(例)
『今日は心温まるお祝いの言葉をありがとうごさまいました。
〇〇会社に入社してからいつも温かく話しかけて下さり、仕事でミスした時もいつもフォローをして下さったお陰で頑張ることができました。結婚後も新郎新婦ともどもさらにパワーアップして努めて参ります。今度ともご指導ご鞭撻を宜しくお願い致します。』
友人
友人には学生時代から沢山一緒に過ごしてきた中での感謝の気持ちがあると思います。
友人がいたから乗り越えられたこと、楽しかった事などをストレートに伝えていきましょう
(例)
『みんなとの出会いがあったから新郎新婦ともに楽しい時間を幾度となく過ごすことができました。』
『楽しい時は一緒にはしゃいで、辛い時はいつも側で励ましてくれてありがとう。』
『これからもずっと友達でいてください。そして今後は夫婦ともども仲良くしてください。』
親族
小さい頃からお世話になった親族へは、幼少の頃のエピソードなど交えてメッセージを伝えてみてはいかがでしょうか。
親族も昔を思い出し、熱い気持ちが込み上げてきます。
(例)
『小さい頃からお世話になった親族の皆様、昔から親族での集まりが大好きでした。沢山の思い出をありがとうございます。』
『ずっと、成長を見守って下さりありがとうございました。今日、結婚式の場で皆で集まれたことを本当に幸せに思います。これからも夫婦の成長をずっと見守っていてくださると幸いです。』
新郎謝辞②家族へのメッセージ
両親への感謝を伝えられる瞬間

新婦さまは、新婦手紙で親御さまへの感謝の気持ちを伝えられますが新郎さまは伝えられる場がありません。
新郎謝辞の場を借りて感謝の思いを伝えていきましょう。
(例)
『少しお時間をいただいて両親への感謝を伝えさせてください。小さい頃から手のかかる自分にいつも愛情を注いで育ててくれてありがとうございました。』
『学生時代は反抗期もありましたが、それでもいつも弁当を作ってくれて送り迎えも毎日してくれたことを感謝しています。』
『自分の理想は、父と母のようにいくつになっても仲の良い家族でいる事です。』
また、新婦さまの親御さまにも、新婦さまを産んでくれたことへの感謝、結婚を許してくれたことへの感謝も伝えていきましょう。
(例)
『〇〇さん(新婦)を思いやりのある優しい女性に育ててくださりありがとうございました。』
『お父さんとお母さんに沢山の愛情をもらって育ててもらった〇〇さんを今度は自分が愛情を注いで必ず幸せにします。』
新郎謝辞③新婦へのメッセージ
今後の抱負をつたえよう

最後に、新婦さまとの未来について抱負を伝えていきましょう。
今後、2人でどのような家庭を築いていきたいのか、今後の誓いを結婚式に来てくれたゲストへ伝えましょう。
(例)
『〇〇(新婦)は、頑固な自分にいつも優しく寄り添ってくれます。今後は自分が一家の大黒柱として〇〇を支え温かい家庭を築いていきます。』
『いつも明るく笑顔の素敵な〇〇が一生笑って過ごせるように一緒に笑いの絶えない家庭を築いていきます。』
【新郎謝辞】例文を丸写ししていない?ゲストへの感謝が伝わる謝辞の作り方まとめ
新郎謝辞では自分の思いをストレートにぶつけよう

いかがでしたでしょうか。
新郎謝辞はきっちりしないといけないという思いからかた苦しくなってしまいがちですが、自分の素直な気持ちを表現する方がゲストへも感謝の気持ちが届きます。
1から文章が思い浮かばないという新郎さまも、例文にこの3点を入れるだけで一気に謝辞の重みが増し、感謝の思いを伝えることができます。
日頃は伝えられない自分の周りにいる方への思いを新郎謝辞の場を借りて精一杯届けていきましょう^^
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